当院は、地域の患者さんが親しみやすいクリニックでありたいと考えています。当院の周辺には耳鼻咽喉科が少なく、一番近いクリニックでも2㎞は離れています。周辺は住宅が多い一方、医療機関の少ない空白地帯になっているのです。そんな立地柄、近くにお住いの方が耳や鼻、のどのことで何か困ったときに、真っ先に「子母口耳鼻咽喉科医院に行こう」と思ってもらえるクリニックでありたいと考えています。地域の患者さんに親しまれ、気軽に足を運べて些細なことでも相談しやすいクリニックをめざします。
当院は1972年に開院しました。2013年に、父から息子に院長が継がれ、現在までにおよそ半世紀の歴史があります。85歳になる父もいまだ現役で、週に1度は診療を行っています。患者さんの中には親、子、孫の3世代にわたって受診されるご家族もいらっしゃいます。今後も、多世代にわたり相談される身近なクリニックでありたいと考えています。
当院は、めまいなどを含めて患者さんのお悩みを幅広く診療しています。院長が過去に勤務していた埼玉医科大学病院は当時、半径10㎞以内に医療機関がほとんどありませんでした。正に“野戦病院”と言っていいような状況で、初期医療からがんの手術などの高度医療までを担っていました。当時の経験があるからこそ、現在の幅広い診療を実現できているのです。
患者さんの一次的な窓口であるクリニックの役割の一つが、重い病気の見逃しを防ぎ、早期に発見して適切な医療が受けられるようにコーディネートすることです。当院ではのどの奥深くまで見ることができるファイバースコープを備えており、小さな異変も見逃さないよう、細心の注意を払っています。実際に、ファイバースコープで検査を行うことでがんが見つかった患者さんもいらっしゃいます。耳の聞こえが良くない場合でも、耳あかが原因なのか、脳神経が関係しているのかなど、さまざまに想像を巡らしながら原因を突き止めていきます。
院長はお子さんの診療を得意としています。耳や鼻を見られることを怖がるお子さんがいらっしゃいますが、怖がってしかめっ面をしていると鼻の通り道が狭くなり、診療時に痛みを伴うことがあります。楽な姿勢で力を抜いた状態が最も良いため、当院ではお子さんに優しく声をかけ、耳の中を診るときにも痛みの有無を尋ねながら徐々に奥の方を見ていくなどして、リラックスしてもらうよう努めています。耳あかの除去だけでも診療していますので、不安なご両親はお気軽にご相談ください。
※15分前受付終了※休診日:木曜・土曜午後・日曜・祝日
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